作り手の「つくる」という意思

2022年は、映画テキストサイト「osanai」をローンチすることができました。

これまでもWordPressでサイト構築したことはあり、企画・構想から2ヶ月くらいで公開できると考えていました。その見込みは甘く、ローンチのタイミングを何度も延ばしながら8月15日に至りました。

ロゴデザインを担当してくれたのは、koguの桜沢敬樹さん。LINEを遡ると、6月8日に「急ぎ、ロゴが必要なんです」とお願いしたにも関わらず、僕が要件をまとめた資料を共有したのは7月30日でした。それから2週間足らずで、osanaiのコンセプトをきっちりと、そしてたくましく磨いてくれたロゴを完成させてくれました。桜沢さんのセンスに感服しています。

ローンチ時に、テキストを執筆してくれたのは、木幡真人さん里沙さん李生美さんです。サイトのコンセプトに共感いただき、快く執筆に応じてくださって感謝しています。ともすれば糾弾されかねないほどの低い報酬でごめんなさい。いつか、お金以外の価値を、皆さんに還元できるよう努力します。

ローンチ後に、テキストを執筆してくれたのは、碧月はるさんぴこさん安藤エヌさんReinaさん渡辺順也さんです。ライターとして活躍していた方も、そうでない方も、多様な書き手の皆さんに参画いただきました。そのことで、osanaiのコンテンツには厚みが、そして彩りが豊かになりました。「こんな視点があるんだな」と驚くことばかりで、映画の奥深さを改めて思い知りました。

取材に応えてくださった、曽我彩さん秋本可愛さんもありがとうございました。取材はサイトのローンチ前、サイトの概要をしっかりお伝えできていない状態でした。「なんで私が映画を??」という思いもあったかと思いますが、おふたりとも、ハッとするような視点を提示してくれました。「映画の専門家だけでなく、誰でも映画を語って良いはず」という僕の思いは間違っていなかったと、改めて確信しています。

実は、取材をしたのに年内に記事公開できなかった方もいます。僕の遅筆でやきもきさせてしまってごめんなさい。近々、必ず公開に至るように準備していきます。

サイトのカラーを決定づけてくれたのは、イラストを手掛けてくれたYuri Sung Illustrationです。ポップな画風のイラストゆえに、最初はシリアスな作品をどう描くか悩んでいましたね。でも、作り手の皆さんの健全な意思が反映されたようなイラストは、サイトを華やかにしてくれました。「イラスト良いね!」と褒めてもらうことも多いです。本業で忙しい中、作品に愛を込めてくれて本当にありがとうございます。

そしてそして。

忘れてはいけないのは読み手の皆さんです。本当にありがとうございました!

どうですか?楽しんでいただけていますか?osanaiはまだまだ発展途上で、僕が目指す理想の状態の1%も実現できていない状態です。もっと、色々な人が語り合える場を作りたい。ぜひ、その日を心待ちにしていてください。そして引き続き、osanaiを楽しみにしてもらえたらと思います。

謝辞だけで、かなり長くなってしまいました。

皆さん良い年越しを。そして2023年、また元気にお会いしましょう!

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S H A R E
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株式会社TOITOITOの代表です。編集&執筆が仕事。Webサイト「ふつうごと」も運営しています。