2024年8月15日、79回目の終戦の日を迎えました。
2023年10月、ガザ地区における戦闘が開始され、未だ終着点が見えません。同様に、ロシアとウクライナの対立も泥沼化、アメリカ大統領選ではドナルド・トランプ氏の再選が決まるなど、国際情勢の不透明感は高まるばかりです。
ご案内が遅れてしまいましたが、2024年も終戦の日のタイミングで、3本のテキストを掲載しました。戦争や平和について、思いを馳せるきっかけになれればと思います。
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風が吹くとき(監督:ジミー・T・ムラカミ)
【風が吹くとき】風が止むとき
二度の世界大戦後に、イギリスの片田舎で穏やかな暮らしを営んでいたジムとヒルダ夫妻。ラジオから新たな戦争が起こり、核爆弾が落ちてくるというニュースを耳にする。…
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ひろしま(監督:関川秀雄)
【ひろしま】もう二度と、同じ過ちを繰り返さないために。被曝当事者が訴える切なる願いとは
終戦から8年後の広島で、授業中にひとりの高校生が倒れてしまう。広島での被爆を経験したことから、急性被爆の症状が疑われる。長田新が編纂した『原爆の子〜広島の少年…
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劇場版 アナウンサーたちの戦争(演出:一木正恵)
【劇場版 アナウンサーたちの戦争】言葉の影響力で何をするか
太平洋戦争で日本軍のプロパガンダおよび偽情報の発信を行なった日本放送協会。だが戦況が悪化するにつれ、一翼を担うアナウンサーたちは自身の活動をめぐって衝突を繰…